PC JOCKEY

ITに関する、時事ネタや小ネタ、自分なりの語りをマッタリ書いています。 書いてもらいたいリクエストがあれば出来る限り対応します。

プリンターの維持

プリンターをお持ちの方は多いと思いますが。

長持ちさせるための秘訣を短編でご紹介したいと思います。

 

1.互換インクは絶対使わない!

プリンターメーカーの犬と言われても反論できませんが。

互換インクを使用して即座にプリンターが壊れた経験があります。

現在のプリンタでは染料系(普及機)・顔料系(ハイアマやプロ向け)が有りますが

互換インクの製造プロセスがお粗末またはインク成分が悪いため、

インクヘッド(インクを噴霧する機構)が痛んだり乾燥してプリンター自体破損して

高くつく場合もあります。

それがなくても色の再現率がメーカーの保障対象外です。

※故障した場合も解析でバレますので難癖は付けられません。

玄人向けの行為であり安価なのでやりたいと思うユーザーはやらないほうがいいです。

2.年に1度だけの使用でしたら電源をしっかり切り、風通しの良い場所で保管する。

あまり進められる手立てではないのですが、年賀状だけの使用目的でしたら

使用後は箱に片付け、風通しの良い暗所に保管することをお勧めします。

保管後は半年に1度は最低でも接続して使用してください。

3.防塵用のカバーでプリンターを守る

埃で機構が駄目になるのも多いので大切に使いたい場合は防塵用のカバーでプリンターを

保護することをお勧めします。

4.変な用紙は入れない

低品質な印刷用紙、チラシの裏などは入れてはいけません

プリンター内部が汚れます

5.壊れることやインクコストを考えて安い機種を買う

2周インクを変えると本体が1台買える機種はその都度新品に交換したほうが良いと思いますが環境的には良いものではないと思います。

 

ちょっとしたことがプリンターの寿命へとつながりますので

長く使いたい場合は痛めないためにも工夫を凝らすことが大切です。

 

EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-805A ブラック

EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-805A ブラック

Canon インクジェット複合機 PIXUS MG3230

Canon インクジェット複合機 PIXUS MG3230

MSX

http://ja.wikipedia.org/wiki/MSX

このWikiページを元に話を進めたいと思います。

マイクロソフトアスキー(現、アスキー・メディアワークス)が提唱したパソコン規格です。

’80~90年代まで普及し世界ではまだ愛好家が多いパソコンの規格です。

功労として以下の事が指せます。

・初のプラグアンドプレイ対応ハード

拡張カートリッジでいかなる機能も拡張できる。

・TV出力対応

現在ではHDMI出力の関係でTVをPCモニターとして使用するシーンが多くなりましたが

MSXは普通のTVの出力をサポートしている。

・無い物は作れ!

パソコンの醍醐味である想像力をかきたてるアーキテクチャーになっています。

出来ないことは自分で作ればいいと言うコンセプトです。

 

■衰退

進化論的にはMSX turboR(MSX A1ST:Panasonic(松下電工製)の大誤算(?)で

MSXの運命が決まりました、それはVDP(ビデオプロセッサ)の開発の遅延

及びアーキテクチャーの変更への自縛が大きな点と言えます。

同PC発売時はスーパーファミコン等のゲーム機も発売され性能を危惧されている時ですが

ビデオプロセッサーの開発の遅れを取り急速な衰退を招いたものと見られます。

※そのほかにも他のパソコンなどの機能向上も拍車をかけたと思われます。

 

新興国ではまだ愛されるハードですが。(新型ゲーム機は関税の関係で鬼高いため)

Windowsは稼動せず、MSX-DOS(CP/Mに毛が生えたもの)では現在の環境ではやりくりできないと思われます。ゲームパソコンとして愛され続け続けると思われますが。

今後はファンのためのパソコンのアーキテクチャーになると思われます。

 

また

現在のパソコンはそこまでしゃぶりつくすまでのものではないと思うこのごろです。MSXの偉大さに関してはWEB情報やエミュレータ(シュミレータ)で味わうのが

今の現状と思われます。

MSX MAGAZINE 永久保存版 [CD-ROM1枚、特製シール付き]

MSX MAGAZINE 永久保存版 [CD-ROM1枚、特製シール付き]

コンパクトデスクトップ

以前、IntelのNUC(ナック)規格について見てみましたが。

ライバル企業AMD社:Advanced Micro Devices

が提唱する、コンパクトPCについて見たいと思います。

 

元記事は

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1301/11/news095.html

ITmediaの所ですが。

 

Xi3のコンセプトモデルのデザイン性に見とれましたのでご紹介します。

 

IntelのNUC規格はCore i3等のウルトラブックCPUを基にした小型環境でしたが

AMDの小型プラットフォームは「組み込み系」(次世代Playstation4やXBOX~とか」

ゲーム機にも入る事を見越したプラットフォームです。

 

驚きの点ですが「小さいけど外付けGPUに対応していること」

が大きな点です。

 

Intelのtunderboltには対応していなくても一般のゲームユースに対応できれば

大きな市場が見込める感じもします。

低価格・省電力であり、常に起動して使用できるPCで使用できれば

場所も喰わず良い物と思えます、

テレビの横でメディアサーバーやビデオプレーヤーとしても存分な性能はあると思えます。

今後先は新しい市場として激化すると思いますが、頼もしい市場とも感じています。

一番怖い話

今日はパソコンにおける「脅威」について現状を見てみたいと思います。

1点目は

 パソコン初心者が購入時付いてくるウイルス対策ソフトの「体験版」の期限を切らしてもそのまま使用している。良くある例ですが、ウイルス対策ソフトの重要性を理解せずそのまま使用して

OSの破損、情報の流失をするケースがあります。

2点目は

Macintosh(MAC)ユーザーを指摘するわけでは無いですが、

過去の「過信」を信じて対策ソフトを軽視するタイプ。

一時期のappleのCMでウイルスにかかりにくい!と比較広告されていた例もありますが。

それは「大きな間違えです!」

OSを持つ機械は必ずと言っていいほど必ず、脅威「ウイルス」は存在します。

知らぬ間に感染しパフォーマンス低下やOS破損でパソコン壊れたかな?

と思い始めるのは「後のお祭りです」

過信せず対策はしたほうが良いです。

3点目は

ケチって無料や格安の対策ソフトで間に合わせるタイプ

企業のグループ対策ソフトも同様なのですが。

それでは新種の脅威に対抗することはまず無理です!

入れないよりマシですが。

入れている方が多いと思われる。

MSのEssential、格安パッケージメーカーのS社の「永久更新無料」シリーズは

最新のウイルス「アウトブレイク」に対して「無防備」と言って過言ではありません。

フィッシングに対しても無防備です。

仮に漏洩やOS破損がおこった場合は後のお祭りです。

最近一番多いのが

バナーでウイルスに感染している!と脅されて驚いてバナーをクイックして

アドウェア(一種のウイルス)をインストールしたり高額な請求がしつこくされる

ケースが多いそうです。

 

初心者入門サイトやパソコンスクールましては変な価値観を持つ方※1は上記の

事を納得できる形で教えることや認識出来ずに、結局知らぬ間に感染しているケース

が多い例があります。

※1:ここで言う方は「自己過信」をしている方。

 

近年起こった遠隔操作ウイルスやフィッシングにあわない為にも以下の対策を

当人は大きく推奨します。

 

優良な市販の対策ソフトを必ず購入し入れておく

入門者にお勧め出来る対策ソフトをご紹介します。

シマンテック ノートンシリーズ

NORTON 360 マルチデバイス

NORTON 360 マルチデバイス

言わなくても良いぐらいメジャーな対策ソフトです、プロユースでは「重い」と言われますが

安定度・機能性・信頼性では勝てません

悩んだらこれを1年分で試してみる価値はかなりあります。

トレンドマイクロ ウイルスバスタークラウド

ウイルスバスター クラウド 3年版

ウイルスバスター クラウド 3年版

和製とも言えるウイルス対策ソフトの定番

オンラインサポート保障のあるエディションもある、

操作も洗練され何も神経質に考えたくない人は悪く無い選択である。

更新の際、DM(ダイレクトメール)やeメールでの更新催促がうざい点がマイナスポイント

カスペルスキー・ラボ カスペルスキー

ロシア製のウイルス対策ソフト上級者向けの高性能ウイルス対策ソフトである。

未知のウイルスをラボに送付して分析してもらえるサービスや個人用途のみ10台

インストールできるパーソナルエディションがある。

新バージョンが出る前の特売品を買うと吉な場合がある。

インストールされているソフトの関係で動作が不安定の場合もあり、精度が良く過剰反応

を起こす場合がある(修正はされています)、アンチバナーと言う機能もあり

見たくない広告を取り除く機能は一押しです。

現在当人は利用中です。

・キャノンITソリューション ESETシリーズ

キャノンITによる独自の最適化により、かなりの軽快な動作し信頼性もある。

「警視庁ご愛用!」と書いてあるので・・・?と言うところもありますけど

軽くて高性能を選ぶ場合は良い選択肢と思えます。

ただ値段が高い、更新料が高いという欠点があります。

 

その他については以下のサイトを参照すると良くわかると思えます

http://www.the-hikaku.com/security/

the 比較サイト

 

ウイルス対策ソフトで出来ない関連の対策方法の例を書いておきます。

 

SNSを利用する方はなりすましを防止するために

定期的なパスワード変更を行う ◎

特定しにくいパスワードにする  △

例:S#dOO"4412 など記号が使えれば記号を使用し限界文字数位のパスワードを設定する。

忘れないためにも紙媒体メモ帳に記帳して大切に保管する。

 

だめな例

1111          ×      (論外)

password    ×  (特定しやすいwordはだめ)

名前     x  (意味なし)

誕生日     x      (SNSでは効力なし)

 

フィッシングサイトを最低限防止するには・・・。

 

例でwww.google.comを例えにします(本当にありませんのであしからず)

 

case.1 http://524.254.155.215/google

IPアドレスでアドレスが記載されている。

case.2 http://www.google.op/

ドメインがおかしい ( .COM が . COになっている)

case.3 ttp//www.gungla.com/

ワードがおかしい(論外です)

迷惑メールの送り先などもそのアドレスを参考にすると判断しやすいです。

 

金融取引の際は

httpsになっているか?、SSL証明書とか暗号化されているか?

判別はブラウザーに「鍵」のマークが出ているか確認

認証されているサイトか認証バナーで確認

・入力はキーボードとソフトキーボードを合わせる。

Paypal等の第3者機関の金融を利用する。

・決算前はブラウザーのキャッシュをクリアしておく

おかしいサイトではけして決算はしてはいけない!

 

甘い情報や話に乗ってはいけない

某最大手情報掲示板のリンクアドレスを鵜呑みにして踏んで(リンクを押す)はいけない

遠隔操作ウイルスもそのケースでしたがおいしい情報ほど危険性がある!

と考えて良いと思います。

SNSで利用されている短縮URLも注意してもらいたい

おいしい情報で押したら架空請求のサイトに飛ばされた・・・例も多い

その場合、驚かず速やかにブラウザを閉じる事をお勧めします。

 

不必要な広告はオプトオフ(広告拒否)を行う

googleADをはじめとする閲覧学習型は対策が大変ですが。

広告バナーへの情報収集拒否の設定を行うことも大切です。

 

 

おかしい!と思ったら(緊急対策)

何もして無くてもパソコンが重いやブラウザーの挙動がおかしいなど

・LANケーブルやWLAN(無線LAN)のスイッチやケーブルを速やかに抜く

・PCの電源を緊急切断する。

これで少なからず被害を低減は可能です。

仮にウイルスの可能性がある場合

 

・ネットワークに接続せず、ウイルス対策ソフトを入れ検査をかける

・重症であれば専門機関での修正の依頼をする

・PCを工場出荷状態にする。

 

無視して使うのは正直言いまして「情報端末を利用する価値が無い方」であって

情報社会に入ってはいけない人なんです。

仮に無防備で濡れ衣を着せられても「文句の言えない」状態で利用しているわけなんです。

例えれば車を車検を通さず乗り続けているのと同じで、検査しない状態で「故障した保障しろ!」や整備不良と知っていてブレーキが故障して人を引いてしまいました「故障だ俺は知らない」と言っているのと一緒です。

 

加害者にならないためにも脅威対策は信頼性のおける製品を利用する事を当人は

お勧めします。

 

 

過去にあった映像・音声メディア③

本日はメージャーどころの「カセットテープ」に取り上げたいと思います。

まずはご先祖の「オープンリール(英語圏ではリール・トゥ・リール(Reel-to-reel))について

見たいと思います。

1960年代にリール型の磁気記録ユニットとして誕生しました。

弱点は埃や取り扱いですが、記録密度が簡素でわかり易いため、切り貼りや頭出し

が容易に出来、主に放送局やマニアの間で普及しました。

1962年にフィリップスからコンパクトカセット(俗に言う:音楽カセット)

対抗馬の8トラックカートリッジの攻防が始まるのでした。

8トラック(8トラ)は主にバスの停留所案内やカラオケ

コンパクトカセットは(音声記録用:テレコ)と言う名目で普及していきました。

かくして60年代後半に日本のTDK(東京電気化学工業)が音楽も録れる。カセットテープ

を発売し8トラを覆い隠す勢いで発展しました。

そのうちにはオープンリールをケース化したエルカセット(ELカセット)と言われる規格

でるもののフィリップスが(オープンな規格)として発表したコンパクトカセット(Cカセット)

が爆発的な普及でELカセットや8トラは駆逐されるのでした。弱点は機械の精度やテープの精度の相性で「音質や再生速度が変わる」所で

長所は今現在存在できる信頼性の高い記憶メディアであることです。

後者の意味やオープン規格・扱いが容易のため、世界ではまだ標準の記憶メディアです。

A&D(アカイ・ダイヤトロン:今は無い)や中道研究所:ナカミチ・TEACなど

技術的精通したメーカーの製品は高精度なレコーダを出すものの

一般的には自己録再が主なプレーヤーが主です。


SONY TC-U60 鳥の詩 - YouTube

 

主にその原因を作ったのは「ラジカセ及びウォークマン(SONY)」

の登場で手軽に音楽が楽しめるをコンセプトにした物です。

機械精度がともかく耐久性などを考慮した設計なので音質面はしょうがないのです。

そして安価な海外製のテープもそれを拍車をかけて。

カセットテープ=音質は良くないと言う面を一般の方に植え付けるのでありました。

※ちゃんとしたデッキ上とテープで記憶した物はCDに近い音が楽しめます

(あしからず)

かくして’90年代デジタル化の波でMD(ミニディスク)やDAT(デジタルオーディオテープ)

DCC(デジタルコンパクトカセット)の登場で危険な状況になるものの

上記のメディアやレコーダの値段の関係上

致命傷にならず、今後出てくる、シリコンプレーヤー(iPADなど)で半場終焉を

迎えることになりました。

現在は一部のユーザー向けや新興国ではまだシェアがあり完全に無くなること

無いですが、どんどん縮小方向へ進んでいます。

記録の保存性が良いため、データレコーダーとかにも使用されましたが。

4半世紀音楽を支えた記憶媒体の凄さを皆様が味わえず、少し残念な点もありますが

保存性の高さを(昔のテープでも音楽は聞ける)再認識していただきますと、凄いメディアであったことを再確認できると思います。

 

パソコンで音楽を作る③

ハードウェアの音源の紹介です。

 

今現在はVSThttp://ja.wikipedia.org/wiki/Virtual_Studio_Technology

機能を利用したソフトウェア音源を利用するのが主ですがこう言う音源が実際に

いろいろな場面で使用されていると感じられると幸いです。

ローランド編

SCシリーズ


Roland SC-88Pro demo - YouTube

 

ローランドSC(サウンドキャンパス)シリーズと言われる製品でPC音源のデファクトスタンダード

的な音源です。(’90ゲーム音楽や有名所でサザエさんのBGM等)使われている音源です。

ビンテージ音源の仲間入りしていますがSC-88PROは特に出来が良いらしい。

当人は次世代機のSC-8820を所有しています。

バリエーションに富んだ音を楽しめますし、音作り(音色)が編集しやすいです。

XV-5080

http://www.youtube.com/embed/4jW8v-7VUUI?rel=0

 

SCシリーズからのステップアップの音源

追加音源ボードで音色を強化できる、20世紀の音源ですが人気が高い。

FANTOMシリーズ


ROLAND FANTOM-X6 DEMO YMO "RYDEEN ...

ローランドのワークステーションシンセサイザのシリーズです。

現在はGシリーズが出てPCに近い編集が出来るのが出ています。

当人はFantom-X7を20代半ばボーナスをはたいて買って現在も愛用中です。

多機能で飽きない仕様です。


[Os-宇宙人] エリオをかまってちゃん - YouTube

作品例、バック演奏に使用されています。

 

YAMAHA編

MUシリーズ


U.N. Owen Was MU2000 - YouTube

XG音色フォーマットのスタンダード機と言えるシリーズです。

MU2000は所有しています。

YAMAHA特有のシャープな音色とクリアな音が楽しめます。

MOTIFシリーズ


Yamaha Motif Rack Video Demo - YouTube

MUシリーズのステップアップ用の音源

音は良いのだけど・・・。

動画のYAMAHAの広報のデモプレーヤーのおっさんの演奏が惹かれます。

Tenori-on


tenori-onで逆転裁判弾いてみた - YouTube

ドッドマトリックスのシーケンサーを元に演奏する楽器」(すごく高価)

慣れればこういった演奏も出来る。

KORG

05R/W


Modulo Korg 05r/w - YouTube

当人、社会人で働いて初めて買った音源(中古)

KORGらしい自己主張のあるシャープな音色が多い。

TRITON-RACK


EMU SP12 u TRITON RACK - YouTube

お世話にはなりましたけど・・・2009年に友人に売却しました。

OASYS


【1】モンスターシンセ korg oasys インテル入ってる (コルグ オアシス)‐ニコニコ動画ββ2 ...

これ持っている人って?

お金と内臓のPCに物を言わせているモンスターシンセサイザーです。(現在 製造中止)

なにを考えているのでしょうか?

Triton-extreme


KORG Triton EXTREME 88 key Workstation - YouTube

 

エフェクト用に真空管を搭載しているのが売りのシンセサイザ

当人 ローランドのFantomと比較しましたがあまり好みじゃないので買いませんでした。

その後、けいおんというアニメでモチーフにされて人気が出ました。


けいおん!!オープニングメドレー - YouTube

 

そこまで高性能と思えないのですけどね・・・。

 

過去にあった映像・音声メディア②

今回は家庭用の有名所の元祖映像記録機器のお話です。

 

ビデオテープ戦争

家電メーカーの中の人や詳しい方はご存知と思われる、大戦争が中心です。

 

「VHS Vs ベータマックス(β)」

両者が出る前は2インチテープ方のオープンリール型(テープむき出し型)が

業務用で使用されていました。それを家庭用に使用するため、カセットにしたのが

世界初のビデオ規格「U規格」なのであるこの頃は分裂せず両社ともその規格に基づいて

製品を作っていました、なおそのU規格は当時の本体も高価であり主に業務用としてしか

使用されず普及はしませんでした。

f:id:h_mako1978:20130416230349j:plain U規格の機種 かなりでかいらしい

f:id:h_mako1978:20120118111230j:plain 

内部、テープをUの字でヘッドに押し当てるのでその名がついた

 

 

世界でもフィリップスのVCR形式やAvco方式などもあったが同じ理由にて普及しませんでした

 

ベータマックス登場、1975年U規格をベースに家庭用に改良した規格をSONYが発表しました

VHS登場 1976年 テープの規格は変えてはいけないと言うコンセプトで

 日本ビクター(現在:JVCケンウッド)から発売されました。

 

※松下電工は「VX規格」を当時は提唱していたので参入していなかった。

※東芝と三洋電機は「Vコード」と言うまたしても判らない物を出していた。

 

登場当時の主な両社の違い

■VHS

 ・録画時間が長い

 ・基本フォーマットを硬く定義しているので登場当時の機種で録画した物は最終現行機でも

  再生が出来る

■ベータ

 ・特殊再生が得意(見ながら早送りやスロー再生)

 ・カセットが小さい(SONYの社員手帳を基にしているらしい)

 ・テープの相対速度が速いので画質面で優れている(それが今後仇となっている)

 

そして各規格も改良および販売を力を入れていくのである・・・。

 

そこまでの争いは「Wikipedia」に書いてあるので略して勝因結論に飛びますが

VHSの勝因として

 ・機械部品を減らして安価に出来る為、安く提供出来るようになった。(テープ含む)

  尚且つ、部品点数を減らせるので丈夫な機器を作れる

 ・ビデオレンタル業者が採用したため普及に足かせをした

  (ベータもレンタルがあったがごく少数)

 ・成人向けソフトが大量に出た(録画機器・編集機器が安価ためが大きい要素)

 ・2時間の映画番組を撮るのに都合がよかった

 

 勝因が決まり始めていった頃、各社VHS規格へのシフトし低価格になりそれが足かせにもなっています。

 

かくしてベータは「終わると」思われていましたが・・・。

 ベータは初期規格的に画質面・特殊再生に優れていたため放送局で採用されていたため

 首のつながったまま生産をしていました。

 また、画質面の有利点で地上デジタルが始まっても使用するユーザーが高画質録画

 の用途で愛用されていました。

 

 VHSはメーカー一貫生産ではなくメーカーが独自に機能追加などを行うので

 厳密に「画質保障が出来ない状態が生まれていたのである※1」

 ※1:A社で録画したのをB社で見ると画質が劣化する(自己録再病)

 最終的には画質を守っていたのは規格の発案者日本ビクターだけでした

 

 VHS規格の名機をご紹介したいと思います。

 http://www.stereosound.co.jp/hivi/meiki/

 HR-20000、今後先にはこう言った機種はジャンル問わず、出ることはないと思います。

 開発費をジャブジャブ使って、出来る限りの性能を引き出した機種。

 自己録再では撮った情報をそのまま保存できる位のポテンシャルを誇る

 マニアの間では神機と言われている。

 機械にとってみれば開発者の愛情のこもった幸せなやつと思える。

 ・駆動モータはブラシレスモータで直接駆動(普通はベルト同期駆動)

 ・部品1点1点高級品を採用

 http://movie.geocities.jp/w_vhs/w-vhs_museum/2f/HR-W5/a.html

 HR-W5、日本ビクターの最終傑作品と言っていいであろう(当人所有しています)

 ずば抜けた再生性能および録画性能この機種で見たビデオは下手なDVDより

 画質がきれいです。(VHSを馬鹿にしている人はぜひ見て再確認してもらいたい位)

 アナログハイビジョンを対応しています。専用テープを使用しますと、間違えなく

 そのままの画質・音質を保存出来ます。

 ですが、かなり繊細な加工がされているのでへんなテープは再生出来ません

 (すぐに壊れてしまう)

 ・バブルに物を言わせ画像処理のLSIがふんだんに使用!

 ・当時ではオーバースペックな超微細ヘッドを採用(繊細な理由)

 ・再生時の騒音がない(走行のノイズがしにくい)

 

 

 

victor hr-20000 S-VHS (premium vintage)

victor hr-20000 S-VHS (premium vintage)

↑買えるわけないけどね(汗

 

ベータはEDV-9000.が名機と言えるでしょう

http://www.paradisearmy.com/img/consumer_electronic/EDV-9000.html