PC JOCKEY

ITに関する、時事ネタや小ネタ、自分なりの語りをマッタリ書いています。 書いてもらいたいリクエストがあれば出来る限り対応します。

タブレット進化論

最近ではスマートフォンやタブレットが急速に普及して当人は「え~っここまで増えた?」

と言う状況です。

 

他社のタブレットを見ても「iPAD」でしょ~っと言うありさまで一時期の

TVゲームは何でも「ファミコン」と言われたり音楽プレーヤーは何でも「iPOD

ポータブルカセットプレーヤーは「Walkman」と言われ

商標なんて関係ない状態で普及しています。

そこに至るまでの道筋を当人なりに紐解いて見ました。

 

古来から、アップル製品はデザインが命であり、使うアプリケーションもデザインに統一感

があります。

宣伝のセンス・シンプルな操作の快適感・独自による「ブランド」性は涙ならぬ苦労を

している結果であると見ています。

 

アップルが最初から成功した物を作ったわけじゃない事も紹介しなくてはいけません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3

 

アップルニュートン・・・かれこれ20年前の製品でしょうか。

PDA携帯情報端末)をアップルから提唱され

形となった物と登場しましたが、値段高い・デカイ等・使い勝手が悪い

売れ行き良い物ではありませんでした。

当時はPCユーザーはコアな人が「中途半端」な物よりも

HP社のHP200LX http://ja.wikipedia.org/wiki/HP200LX

見たいな当時のPCに近い環境を求めていた方が強かったみたいです。

ビジネス用途に繫げようと

IBMもChipCARD http://ja.wikipedia.org/wiki/ChipCard

を発売しましたが・・・「あくまでも簡易PDA」で市場には受けが良くなかったようです。

エプソンも腕時計型PDAを発売し

http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/~SugashimaMBL/harada/1208_wristwatch.html

NEC・FUJITSUはポータブルワープロ機で文章を出先で作成できる端末

SONYは音楽も聴けCDが入る電子辞書

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF_(%E8%A6%8F%E6%A0%BC)

SHARP・CASIOは電卓型電子手帳

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%89%8B%E5%B8%B3

PDAとして黎明期を迎えていたみたいです。

 

その10年後2000年前後

日本ではSHARPのザウルス

海外ではPalm

http://ja.wikipedia.org/wiki/Palm

の出現により、PDAの価値が出てきましたが・・・携帯電話の普及等で一網打尽されました。

 

そんな矢先・・・

MP3での音楽再生プレーヤー「iPAD」登場

アップル・ニュートンの開発でさどかし悔しかったであろう、怨念が・・・

奇抜なシンプルデザイン・判り易いGUI(グラフィックユーザーインターフェース

操作が簡単な専用の音楽管理ソフトを装備して登場したのである。

Simple is BEST! と瞬く間に普及しました。

2007年そのノウハウとニュートンの怨念と共に電話機能を入れたiphoneを登場させ

デザインセンス・GUIのシンプルさ・iPODtouchからのユーザー移行のしやすさを武器に

他社を随従しないクオリティーで登場し市場を拡大させたのである。

他社も随従中である物・・・真似は出来ない所もあると思います。

一人のユーザーが喰い付くえさがあれば他の人も喰い付く・・・その後は鼠算式です。

ですが・・・2012年でしょうか・・・大きな誤算が発生しました

不都合多発・・・地図ソフト等の標準ソフトでビッグデータ扱いきれなかったであろう

大きな「不都合」を抱え、ライバルであるandroid勢に遅れを取ったのである。

android勢であるgoogleはもともとそのビッグデータの扱いにかけており、その作りはしっかりしている点が大きい。

そこからどんどん差が埋まるばかりである・・・何故か? わかりますか?

ハードウェアではなくソフトウェアのレベルでの状況です。

いくら高性能なハードや操作性を準備しても、肝心のソフトウェアが充実していないと

だめなのです。

そこでピンんと来た人はお分かりでしょうが。

ハードは「あくまでもコンテンツを動かす機械」

真にある物は「ソフトウェア」なんです、使う側はソフトを動かし作業をします。

Windowsの普及でご存知の通り、みんな使っているから僕も使う理論で

ソフトウェアの資産や充実度でそのハードの普及は左右されることが大きいと思います。

ハードの性能も大切なのですが、ソフトウェアの大切さがいかに重要か知るべき時は

市場にも近く来るのではないかと感じています。

今後先どういった物がヒットするかは予測はつけがたいですが・・・

ユーザーが使いやすいソフトウェアの登場でどう変わるかで変動していく物と見ています。

NUCの記事で書いたように「メインで使用出来ないのは衰退する」

ネットブックが良い例で一時期は普及しましたが(個人的には良いと思いましたが)

中途半端な環境じゃユーザーは喰いつかない、操作性が楽な方が良い

ユーザーはそれを選択し購入すると言うことは開発企業に言いたいと思います。

ハード企業はソフトウェアの重要性を考え直し価値を見出せると良い成果が出ると感じています。

 

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