PCのオーディオ進化論
過去に音楽プレーヤーなどを取り上げましたが。
今回はどのようにPCのオーディオ環境が変わっていったかを紐解いて見ます。
最初の音源はおそらくBEEP(ブザー)又はベルと思われます。
主に「コンピュータがトラブル」時に警報を鳴らす物と思われます。
’80年代にパーソナルコンピューターが生まれ、アミューズメントで表現するために
PWM※1を利用して仮想的な音程を生成して音を鳴らす技法が構築されました。
Super Depth PC-9801 Beeper OST
同時期にシンセサイザを外部入出力で操作する方法のMIDI※2の元となる技術
で音を鳴らす方法、またはPSG※3で音を鳴らす技術が出来て行きました。
その数年後、FM音源※4でもっと豊かな音楽が表現できるようになりました。
【X68000】 FM音源BassDrum講座【hizmi】
かくして数年後WindowsやMacintosh全盛期はPCM音源※5が主流となり
サンプリング(生音を取り込む)事が可能になり。
現在のような「肉声の音楽が聞ける」状況になっています。
進化にはあるキーワードがありまして「コンピュータの情報の処理性能の向上」が大きく
左右しています
そのPCM音源技術に近いのは昔にもありまして
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB
(デイジー・ベル)をビックブルーのIBM 7940(当時のスパコン)が歌ったと言う歴史があり
First computer to sing - Daisy Bell
今現在の音声合成の先駆者ともなっています。
現在では処理速度も向上してあり余る状況ですので。
処理チップはどんどん簡素化していっていますが、そういった音源がシュミレートで
奏でる事が出来たり、また生に近い音を提供できる時代ができ
1つの「完成」状態ができたと思われます。
近未来物では上記の歌を歌うコンピュータが登場しますが今後先ほんとになった場合
どの歌を歌うかが楽しみに思えます。
※1:PWM変調
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E5%B9%85%E5%A4%89%E8%AA%BF
※2:MIDI
http://ja.wikipedia.org/wiki/Midi
※3:PSG
http://ja.wikipedia.org/wiki/Programmable_Sound_Generator
※4:FM音源
http://ja.wikipedia.org/wiki/FM%E9%9F%B3%E6%BA%90
※5:PCM音源
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E7%AC%A6%E5%8F%B7%E5%A4%89%E8%AA%BF
そのうちこれを説明していきたいと思います。
自作のソフトウェアシンセサイザ-※6
※6:ソフトウェアシンセサイザー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%BB
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