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ITに関する、時事ネタや小ネタ、自分なりの語りをマッタリ書いています。 書いてもらいたいリクエストがあれば出来る限り対応します。

秋葉原時代史

秋葉原と聞いて皆さんはどう思いますか?

「マニアの集まるところ」「電気街」と一言で出てくると思います。

豆知識では「千代田区秋葉原」と言う住所は無く正式には「千代田区外神田」です

台東区秋葉原周辺とも言われる。

今回は戦後から現在までの移り変わりを見て行きたいと思います。

江戸時代の火災時には緩衝地帯となるよう空き地とされていた社域を「秋葉の原」「秋葉っ原」と呼んだことで地名が生まれた事が有力であり。

電車の駅名で「秋葉原」と名が付き定着したものと見られます。

戦後、闇市の場所として盛んであったここに払い下げの電子部品:真空管など

を扱う店が増えラジオや無線機を作る客で賑わいました・・・その資金を元に

そういった店は高度経済成長期には家電量販店の走りで

「石丸電気(現在:エディオン)」・「サトウムセン」などの電気店へ成長していきました。

時に’80年代 パソコンの登場で電子部品屋や無線機屋を営むお店が

パソコンショップを相次いで開業し「TーZONE(亜土電子工業)現在無し)」や

そのパソコンソフトの中古販売・(レンタル:現代は禁止)を始めた「ソフマップ

か出来ていきました。

それに付随するサブカルチャーとしてアニメーションビデオを販売するショップが生まれ

2000年代では都市近郊の家電店「ヤマダ電機」などで電気量販店は衰弱し

同時期にサブカルチャーの増殖により現在の秋葉原が生成されていくのでした。

現在はパソコンの普及による「飽和」によりパソコンショップの再編成及び廃業

サブカルチャーを観光スポットとした店の乱立、都市開発での(ITやベンチャー)ビジネス街

と言った目まぐるしい変化を持つ町として成長しました。

昔の秋葉ことわざですが・・・

現在では家電はネットで買ったほうが安い (秋葉で家電を買うと安い)

ネットで探せば手に入らないものは無い  (秋葉で手に入らないものは無い)

秋葉でサブカルチャーの発信元である   (池袋・中野・八王子などが勢力を強化している)

 

昔はサブカルチャー的男くさい町でしたが現在は観光街としての顔か大きくなったのかもしれません。

ゆくゆくは「横浜中華街」みたいな特異性をある程度残した町になるとは考えますが

少なからず特異性は薄れていくものと見られます。

 

日本のITを支えた街であることも忘れないでほしい。

 

参考資料

Wikipedia

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1303/14/news099.html

(秋葉原を振り返る)