MSX
http://ja.wikipedia.org/wiki/MSX
このWikiページを元に話を進めたいと思います。
マイクロソフトとアスキー(現、アスキー・メディアワークス)が提唱したパソコン規格です。
’80~90年代まで普及し世界ではまだ愛好家が多いパソコンの規格です。
功労として以下の事が指せます。
・初のプラグアンドプレイ対応ハード
拡張カートリッジでいかなる機能も拡張できる。
・TV出力対応
現在ではHDMI出力の関係でTVをPCモニターとして使用するシーンが多くなりましたが
MSXは普通のTVの出力をサポートしている。
・無い物は作れ!
パソコンの醍醐味である想像力をかきたてるアーキテクチャーになっています。
出来ないことは自分で作ればいいと言うコンセプトです。
■衰退
進化論的にはMSX turboR(MSX A1ST:Panasonic(松下電工製)の大誤算(?)で
MSXの運命が決まりました、それはVDP(ビデオプロセッサ)の開発の遅延
及びアーキテクチャーの変更への自縛が大きな点と言えます。
同PC発売時はスーパーファミコン等のゲーム機も発売され性能を危惧されている時ですが
ビデオプロセッサーの開発の遅れを取り急速な衰退を招いたものと見られます。
※そのほかにも他のパソコンなどの機能向上も拍車をかけたと思われます。
新興国ではまだ愛されるハードですが。(新型ゲーム機は関税の関係で鬼高いため)
Windowsは稼動せず、MSX-DOS(CP/Mに毛が生えたもの)では現在の環境ではやりくりできないと思われます。ゲームパソコンとして愛され続け続けると思われますが。
今後はファンのためのパソコンのアーキテクチャーになると思われます。
また
現在のパソコンはそこまでしゃぶりつくすまでのものではないと思うこのごろです。MSXの偉大さに関してはWEB情報やエミュレータ(シュミレータ)で味わうのが
今の現状と思われます。
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