インターネットが誕生するまで。
現在何気なく使っているインターネットですがこういう経歴で生まれたこと及び
一般で広まっている嘘・真実を見て生きたいと思います。
現在の形になる前にはシリアル通信と言われる。
1対1でやり取りする、テレックス(電話網で文字をやり取りする端末)をベースとした
通信形式でした。(’90年代半ばまでパソコン通信と言う名でありました)
国防高等研究計画局が主体となりパケット通信(簡単に言えば郵便物に当たる)
の基礎研究用に開いたネットワーク ARPANETが基礎と言われています。
そこで一般的な誤解の1つとして「インターネットは核戦争でも耐えられる」
それは真っ赤な嘘であり、そのうわさの由来は同時期に軍事用の暗号通信
を同時に研究していてその研究内容とARPANETが混在したものと見られる
説が大きいです。(その研究はランド研究所らしい)
ARPANETの功績は主にはルーターの基礎と言える「IMP:Interface Message Processor」
の開発が大きいものと言えます。
製作したメーカーも軍事用だな?とかなり頑丈な構造の機械を開発したみたいです。
IMPの中身は郵便局と同じであて先と私書箱を管理するミニコンピューターで
データーが送信され相手の場所へ送るを作業するコンピューターです。
現在のルーターの使用するPCのMACアドレス(ネットワークで使用する機器の固有識別番号):ルーターには簡易的なコンピュータが入っています。
を元にプライベートIPアドレス(ビルの住所に近い)を与えやり取りする
のが基本になっています。
パケットは封筒に当たるもので決められた大きさのデータを送る単位となっています。
総括的に見ますと「電子郵便局を作り高速にデータをやり取りするネットワーク」
と表現すると簡単だと思います。
その後、そのARPANETと同じシステムを組む他の研究機関で
フォーマットの違うパソコン間で「閲覧や論文の交換がしたい」
と生まれたのがWEB(World Wide Web)のシステムであり
HTML(文字に配色とか引用が付けられる”ハイパーテキスト”)と言う書き方
及びそれを編集・閲覧できるソフト(現在ではブラウザー)が出来
ARPANETを基礎にしたネットワークで使用され広がったのが
現在のインターネット基礎と言えると思います。
機能の拡張が定期的に行われていますので今後先も使いやすさは向上すると思われます。
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