APAD(中華タブレット)工場見学②
前回は開発現場を見学しますが・・・
SMT(Surface Mount Technology:表面実装技術)
回路部品組み立て作業を見学したいと思います。
※動画自体いつ消えるかわからないのでご了承ください。
今回も日本でも有名な「CUBE 酷比魔方」
Shenzhen AlldoCube Technology And Science Co., Ltd,
です。
見学の前に動画注意点事項です・・・。
・簡易クリーンルーム(正式には清潔な部屋)なので私服での来場は避けるべき
->毛や埃で実装面がしっかりと接続されない不都合があるかもしれない。
・動画0:00に出るエアーシャワールーム(エアーによる埃飛ばしの部屋)
->複数で開けっ放しで出入りしてはいけない!
・見学者はリストバンド(作業員が腕にしている青いバンド)をしない人は
絶対に基板に触ってはいけない(ESD:静電気破壊が発生する場合がある)
- 出版社/メーカー: エンジニア
- メディア: Tools & Hardware
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・加工機械に顔や手を入れない
->怪我の元です。
大手製造会社とかは「徹底されています」
白衣を着て
では見学に行きましょう
SAlldocube RK3188 Tablet Factory Tour Part 2/3: SMT workshop
movied by Charbax
0:00~0:10 概要説明
0:10あたりに出るものは基板の抜き取り検査用の機器です。
加工装置はミシンで有名なJUKI(ジューキ)の加工機が多く存在している。
0:54~1:00辺りに見える白いリールは部品をリール形状にパッケージにしたものです。
1:07~ 基板概観検査及び次工程へのパッケージング
ここで基板を包装します。
机に張ってある緑のマットは導電性の静電マットです。
- 出版社/メーカー: エンジニア
- メディア: Tools & Hardware
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1:30~ 立体的な部品の実装及び調整
透明の茶色いテープはカプトン(ポリミドテープ)です
(すごい高価なテープをふんだんに張り付けまくっています)
- 出版社/メーカー: 中興化成工業(株)
- メディア: その他
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2:10~ リフロー炉後検査
熱風や赤外線で基板を炙り半田付けする装置です。(大きなトースター)
ZOJIRUSHI オーブントースター メタリックブラウン ET-VA22-TC
- 出版社/メーカー: 象印
- 発売日: 2012/09/01
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2:44~ チップマウンター
実際に部品の実装を行う自動装置です。(付ける箇所・部品はコンピューターで設定されています)
http://www.juki.co.jp/smt/introduce/products/fx2.html
↑この機器です。
3:45~ 半田リベラーの検査工程
基板にクリーム半田(ペースト状の半田)を塗りつける機械の後です。
付けたい箇所に合わせたマスクにクリーム半田を塗りつけて基板に半田を塗ります。
原理はプリントゴッコと思っていただければがわかりやすいと思います。
- 出版社/メーカー: 太陽精機
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おさらいは以下のとおりです。
1.外観検査した基板を投入する。
2.半田リベラーマシンに投入して実装する部品面に半田を塗る
3.チップマウンターで部品を乗っける
4.リフロー装置でクリーム半田を溶かし半田付けする。
5.実装された部品の外観検査・通電検査をする。
6.チップマウンターで実装できない部品を手作業で実装する。
7.手実装の箇所を検査して洗浄する。
8.最終外観検査を行い次ぎ工程へ送るための包装を行う。
この流れは製造会社によってノウハウの塊なのでしっかり映していないと思われます。
大手の製造会社では「X線による非破壊検査」なと細かく検査もしています。
次回は組み立て工程を見たいと思います。
APAD(中華タブレット)工場見学①
今回は以下の動画を元に工場見学しますが・・・
動画自体いつ消えるかわからないのでご了承ください。
今回は日本でも有名な「CUBE 酷比魔方」
Shenzhen AlldoCube Technology And Science Co., Ltd,
の最新機種が出来るまでをお送りしたいと思います。
Alldocube RK3188 Tablet Factory Tour Part 1/3: Headquarters
movied by Charbax
見学の前に低価格で出来る理由については以下の内容です。
・人件費を減らして開発コストを減らしている
・ジェネリックな設計及び技術で製作している
・ある程度共通の部品で製造している
・安全基準認定など簡易的にしか行っていない(社内検査)
RK3188はROCKCHIPのクワッドコアの新鋭ARMプロセッサーです。
今回は開発までをお送りしタイムラインでご説明します。
※少しあいまい解釈です
0:00~1:05 挨拶及び会社案内
1:10 エージングテスト(動作テスト)
2:16~ 動作テスト(開発機器の操作性をテストしている)
4:30~ 電気回路検証チーム
(回路が正しく作られているか検査や調整を行っている部署)
5:45~ ファームウェアー開発チーム
(必要なシステムのプログラム及びOSのカスタマイズを行う部門)
※ちゃんと作れよ・・・。
6:28~ 基板デザイナー
(言わなくてもわかる基板を設計・確認しています)
8:59~ 動作特性検査エンジニア
(信号があっているか確認・調整しています)
9:58~ 試作機用の材料ストック
(試作機の材料を保管しています)
11:41~ 物流管理(部品保管等を行っています)
13:20~ カスタマーセンタ-(故障解析とかしています)
13:35~ 修理センタ-
13:59~ 部品交換等のリワーク作業員(修理者)
16:50~ 品質管理部門(部品が正しく動作するか部品抜き取り確認)
大雑把ですが工場の一角で設計から開発・カスタマーサポートを行っているみたいです。
大手企業ではより細分化し高品質な開発ができるようになっていると思われます。
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次回は基板組み立てを見てみたいと思います。
時代を先取ったキャッチフレーズは今どこに?
前回FM TOWNSについて話しましたが、その話に繋げたいと思います。
バズワード(専門用語が一般用語になったり用語的にあいまい)
※簡単に言えば「ハッタリ(凄そうに聞こえる)」用語である
その代表例としてニューメディア・マルチメディア・IT・クラウド(一部は死語)
それを上げて現在の状態と時代背景を見て行きたいと思います。
※(→ は現在を指します)
■ニューメディア(新情報機器)
国策で普及させようとした名称(日本電信電話公社:現NTT)が提唱した技術の用語である。
’80年代流行った用語である。
Wikipediaから用語を拾ってきました
・INS(高度情報システム)
アナログ電話網をデジタル化して高速通信を謳った通信システム(例 ISDN)
主に業務用として発展して行った通信システムです。
→光ファイバー(INSの基礎で生まれた背景もある)を中心としたインターネット網
NGN(Next・Generation・Network)置き換わりつつある。
(2025年にINSは老朽化等で廃止の予定である)
ISDNはADSLの天敵とも言われている(回線のノイズ元)
電話網を利用した文字通信システム
画期的であったものの「高価」のため普及しなかった(路線情報なども提供していた)
→インターネットがその機能を有している
・文字放送
音声多重放送の帯域に文字情報を入れ、専用の機器又はTVで表示させる、
またラジオで番組情報を表示させる。
→TVでは地上デジタル放送の規格に盛り込まれている
ラジオは見えるラジオで出すものの普及せずIPラジオで近い機能を提供している。
・マイコン
言わずもPCの事
→現在進行形であるが当時の推奨技術は軽く行えるレベルになっている。
・ファクシミリ
言わずもFAXの事
→電子メールなどに置き換わっている
・テレビ電話
これは普及しなかった・・・。(インフラや機器の価格の関係)
→インターネットになっている
・CATV(ケーブルテレビ)
→インターネット回線やPPV(有料放送)網として現在も活躍中である
・ホームオートメーション(家庭内機器遠隔操作技術)
→スマートフォンなどの普及により発展しているが「法的問題*1」で普及が妨げられて
いる。
※1:安全のためエアコンなどの電源ONが出来ない
ニューメディアは一般家電メーカーもキャッチコピーを使った例もある
テレビ
アナログ色彩信号端子(RGB)やS端子の搭載したTV
→デジタルTVになってからHDMIでほぼ国際規格となっている。
国の機関(当時)が推し進めていましたが現在まで多くは発展しませんでした
■マルチメディア(複合媒体)
言わずも’90年代流行った用語である(現在は死語)
そこで指す媒体とはTV・雑誌・音声・映像・画像などを一塊としたものが指される
’90年代のパソコンのステータスとして各メーカーが差別化を図るために出した
キャッチコピーである。
音声が扱える・映像や画像をお手軽に編集できる。
それが当時のパソコンが掲げるマルチメディアなのである・・・。
無論、時代技術に先を進みすぎてコケた名称とも言われている。
(名前は立派だが技術が追いつかなかったのと使いこなせなかったのが大きな原因)
→Windows’95以降目覚しい性能向上によりクリアはされている
現在ではスマートフォンやタブレットを筆頭とする、電子書籍閲覧も可能で
ある程度、当時のマルチメディアを満たす機能は”標準搭載”済みである。
某ハイパーメディアクリエーターと言われる業種もあるが・・・。
上記のマルチメディアと同じ用語で音楽や舞台設定・脚本をこなす製作者のことを指します。
→プロデューサーと示した方が現在は正しいと思われる。
■IT (information・technology:通信技術)
2000年前半に流行った用語である(現在進行形)
名前の通り、インターネットを利用したサービスや技術のことを指します。
e-コマース(電子商取引)をベースとしたサービスが謳われています。
→Amazon・楽天などのオンラインショップ、今後行われる電子選挙が大きな成果である。
ITを推し進めすぎてITバブル崩壊を招いたりした一番厄介な存在・・・。
インターネット・テクノロジーではないと言っておく(電話網の技術向上なども含まれる)
■クラウド(クラウドコンピューティング)
2005年後半に言われ始めた用語である
電子端末をネットワーク上で一塊にして行う処理やデータ格納を行う事や
それを加工するサービスを指す。
googleやYahooなどが先行したサービス業者といえます。
写真データをオンラインで処理やデータの共有等が代表例であるが・・・。
使いこなせる企業もまだ多くないのが実情である。
これまたパズワードになって衰退する危険性も秘めています。
書いたとおり今現在はパズワード又は死語になっていますが
ちゃんと現在の基礎となっている技術であることです。
FM TOWNS
FM TOWNSとは富士通が1989年に発表した独自のパーソナルコンピュータの
アーキテクチャーである。
FMは一説に「Fujitsu・Micro」や「Fujitsu・Multimedia」からきた物と言われている。
TOWNSはレーザーを発見したチャールズ・タウンズからコードネームを取って来ているものと見られている。
パーソナルコンピュータのFM-7seriesとビジネス用途のFMRのアーキテクチャーを考慮し
アスキー創立者の一人と言われている「西和彦」氏のアドバイスにより、斬新的な
CD-ROM搭載を特徴として開発されました。(日本のパソコンでは標準搭載は初めて)
当時はパソコン御三家といわれる「NEC・シャープ・富士通」(MSXは別バラなので含まない)
新アーキテクチャーを出す時代背景で「NECはPC88/98・SHARPはX68000」と
汎用ビジネス性かエンターテイメント性を極めた製品などが開発されているときでした。
前シリーズ(FM-11やFM16β)の商業的失敗により、窮地に立たせられていたのである。
ですが、時代は「バブル!」
専用の営業部署を作り
当時人気の芸能人や東京ドーム貸切のフェアーなど血肉の営業作戦及び
FMRで培った「教育向け」での販売促進で小さながらにも敢闘はしましたが
いくらバブルと言えども以下の原因で従来のユーザーや新規開拓のユーザーの心は
捕らえることは難しかったようです。
・本体が高価なのにキーボードが別売り
・CD-ROMの読み込みが遅い(初期モデル)
・メモリのアクセスが遅かった(後に修正)
・開発言語が使いにくかった
・ビジネスソフトやゲームソフトの移植などが大いに行われなかった
・ビジネスではNECのPC98シリーズの方が強い
・ホビーユースではSHARPのX68000シリーズが強い
・インフラ(特にCD-ROM)を使い切れていない
など
上げられます。(簡単に言えば中途半端)
CD-ROMは大容量の領域を生かせずCD-DA(音楽CD)との連携のソフトが多かったみたいです。
その後キラーソフトに恵まれず。ユーザー間で頑張っていましたが・・・。
富士通もバックアッププランか存じませんがOADG(Dos/Vや日本IBMPCの規格)議会の
会員となり現在では有名なFMVシリーズへシフトしていくこととなります。
(※FM TOWNS商業失敗のバックアッププランとして計画されていた?)
パーソナルコンピュータで勝負をあきらめゲーム機に参入するものの
市場的に失敗に終わっています(高価すぎた)
短命でしたがそれを好むユーザーも居り
WindowsのPC推奨規格となる(MPC(multimedia・personal・computer)の
基準PCとも言われ現在のPCの原型を作り出したPCと言っても
あらかた間違えではないです。
今後先はこんな変わったPCは出ないと思われますが、未来のパソコンの形を
先取りしたパソコンとして後世に伝えられることになると思います。
参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/FM_TOWNS#cite_note-5
CHIPTUNE (ファミコン編)
過去にも色々話題に出しましたが。(今回は詳細編です)
CHIPTUNEとは名の通りIC(ここでは’80年代ゲーム機の音源IC)を現在の
クリエーター技術で一般的な限界を超えた音楽演奏を行う技法及び音楽ジャンルである。
※一般的にタブーと言われる不快音域(ノイズや超高音域を駆使して演奏する)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3
日本では(世界でも)有名所はファミコンやゲームボーイがそのCHIPTUNEの演奏機材
としては有名である。
本日はファミコンを中心に見たいと思います。
基本的にはリコー製2A03(ファミコンのCPU:モステクノロジーの6502をベースにしている)
に内蔵している音源が大きな代表と言えます。
※今考えると専用のCPUを製造したリコーは凄いと思います。
内臓されている音源の内訳は
(ファミコンは6bitサンプリングビット相当のサンプリング音源を搭載している)
その機能を駆使して音を鳴らしています。
本来はゲーム機であり楽器ではないために音楽は一部の機能を有効化させた状態の
音を皆さん聞いていると思います(カセットのROM容量やゲーム速度の関係)
ですのでファミコン=ピコピコ音で貧弱と思われるのが普通です
ファミコンの熟成期では他のゲームメーカーなどが((株)コナミ)中心に音源を拡張する
カセットが多く出回ることとなります。
カセットと言いますが実は「拡張バス:CPUに直結するメモリインターフェース等」で
大容量メモリーを扱うためのメモリーコントローラに機能を付随したICが
拡張音源と言われています(VRAM:ビデオメモリを拡張するのもある)
代表的な拡張IC(音源IC)をYOUTUBEの動画とともにご説明します。
■VRC6
NES / Famicom audio: Expansion Sound I. (Konami ...
最初にNES(nintendo.entertainment.system:海外版ファミコン)の音から始まりますが
NESは拡張音源はサポートしていません。
コナミが開発したVRC(Virtual Rom Controller 6)である
本来は大容量ROM管理用のICですが付加機能として矩形波 2ch + 鋸波 1chを
ファミコン音源に追加する機能も持っています
(カセットで音を生成して本体でミキシングしている構造)
かなりのファンが多い
■VRC7
Lagrange Point Music (FC VRC7) - The ...
ファミコン衰弱期(スーパーファミコンとバトンタッチ時期)に出た
最高性能の音源である・・・。
何故かと言いますと「FM音源:YM2413(OPLL)類似、6ch相当」を追加できるのである
※YM2413は初期に出たFM音源のIC(ヤマハ製)である。
これを駆使するとスーパーファミコンを凌駕する音源でゲームが出来る。
(誕生が遅かったのが残念) 別名:インチキ音源(チート音源)
■FDS
THE HYRULE FANTASY: ゼルダの伝説 (Legend Of Zelda ...
のRAMカセット部に内蔵されているPWM音源(一般にFM音源と言われるが嘘)
特有のメリハリの利いた音が楽しめる。
※ディスクシステムは
任天堂で初のBIOS(基本入出力プログラム)の起動BGMを搭載した装置でもある
■N106/N163
ファミコン音源でハイスクールララバイ【波形メモリ音源 N106/N163】 - YouTube
ナムコ製(現在バンダイナムコ)の波形メモリ(記録された波形の形状を再生する音源)
を搭載した音源です、丸みのある特徴的な音が特徴(小さいPWM音源と見ても良い)
■SUNSOFT5B(FME-7)
Gimmick! ギミック! (Nintendo Famicom) No Death ...
サンソフト製の音源チップである、メリハリのある音で有名だが
今現在、入手はかなり困難である(高価)
■MMC5
■
MxPx - I'm OK, You're OK (8-bit MMC5) - YouTube
パルス音源を追加します。
上記の音源ICは幸いなことに(?)全部において「制御用のメモリの区域」が違うのである
なので以下の事が出来ます。
やりすぎるとこうなる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19831733
※ニコニコ動画のアカウントか必要です。
そのほかに「音声合成ICを搭載したり・カセットテープを再生したりするものもあります」
一概にピコピコ音と言われるファミコンですが、拡張音源とのコラボで
凄い音を出せる音源とお分かりいただけると幸いです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tns/
ファミコンの音源を制御するカセットも販売されている。
※とてもほしいです。
携帯ゲーム機
今回は黎明期の携帯ゲーム機を焦点に話したいと思います。
まず初と言われるのは電球やLEDましてはVFD(電光管)を使用した
小型据え置き型ゲーム機が基礎になっていると思います。
http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/shu.frogg.htm
↑VFD型電子ゲーム機
http://blog.frog-port.com/?day=20071223
↑LED型ゲーム機
当時は「電子ゲーム機またはLSIゲーム機」と言われていました。
単純な動きをルール決めしてゲーム性を高めたものが大きいと思います。
1980年、任天堂に当時勤めていた「横井軍平氏」が新幹線の中で電卓で遊ぶ
ビジネスマンを見てひらめいた物が
「ゲーム&ウォッチ」である
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%26%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%81
当時は電卓の技術を元に製作された為「セグメント液晶(例:電卓)」決められた箇所を
表示する方式、コンセプトが当時のシャープの社長に伝わり専用の液晶工場を立ち上げ
当時、負債で悩んでいた任天堂を黒字企業へと進展させ尚且つ。
「電子ゲームは今後流行る!」とその利益をファミコン(ファミリーコンピュータ)の開発へ
進めていった流れです。
ゲームの基本を押さえたゲーム機だったので大ヒットしました。
同時期の日本の大手ゲームおもちゃ企業は「エポック社」であり
1985年に
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%82%B3%E3%83%B3
「ゲームポケコン」と言うゲーム機を発売しました。
動作画面
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6456192 (ニコニコ動画)
名前では「ゲームポケコン」
ポケコンは一般的には「ポケットコンピュータ:パソコンと電卓の中間の機器」
ですが実際にはゲームしか出来ない機器でした。
あまりにも早かった登場、ソフトの少なさであまり普及しなかったそうです。
これが日本初のソフト交換式の携帯ゲーム機です。
1989年に
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4
スペックは割愛しますが。
小型なボディと高精細な液晶(当時)
電子ゲーム機企業として成長していた任天堂の努力により
頑丈・ゲームソフトの充実・協力企業の3点が合わさりヒットを飛ばすのである。
協力企業はゲーム&ウォッチで出たシャープが大きな技術協力した点がとても大きい
その関係は3DSでも続いている。
WikiではCPUはZ80のカスタムプロセッサーと言われていますが。
最近ではZ80プロセッサーの元となるi8080プロセッサーをZ80に近い機能を追加した
プロセッサーだったと言われている。
内部構造が単純だったために「耐久性が良い」製品だったところです。
(任天堂製品はそれが多い)
現在2極端するSONYと任天堂と同じで当時では
SEGAから「ゲームギア」NECから「PCengineGT」と言うものも出ますが
・カラー液晶を採用したため「バッテリーの持ちが悪い」
・据え置きゲーム機を元に製作されているため「高価」
でゲーム機としてはあまり普及しませんでした。(大人のおもちゃに近い)
その後、任天堂の単独が進むことになりますが。
例外としてこんな製品も出ていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/PIECE
成人向けソフト開発メーカーのアクアプラスから2000年前後に「P/ECE(ピース)」
と言うオープンプラットフォーム(BIOSはクローズ)の機器が発売されました。(現在製造中止)
当人も買いましたが・・・。
専門学校やマニアな方しか普及しませんでした(大きな要因は販売の仕方の失敗)
ユーザー間で現在のPC開発の最前線に近い開発がされていました(省電力など)
現在も後継機が出ていればかなり凄いものも開発されていたものと見られます(残念)
特徴は音が良い!所です。
PWM音源(パルス変調:出力を高速で入り切りする)で自由度の高い音が出ます。
その音源の携帯ゲーム機種はその機種が出る前にもある。
バンダイ製のワンダースワン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3
任天堂から独立した「横井軍平氏」が手がけた最後のゲーム機です。
その為設計がしっかりしていました。
一番ビックリ所は「単3電池1本」で駆動することです(昇圧回路)
Beatmania [ビートマニア フォーワンダースワン] Game Sample - WonderSwan ...
動画を閲覧してわかったと思われますが。
PWM音源=PCM(サンプリング:生音も再生できる)音源なのです。
単純明快に設計しておきながらここまで高機能に作ってありました。
ユーザーの認知度の不足により普及はしませんでしたが。
今後先はご存知の通り
1社の参入により高性能携帯ゲーム機の戦争へと発展してきます。
それは今後話したいと思います。
それは現在のタブレット機などにも同じことが言えると思います(機能が利理かなっている)
インターネットが誕生するまで。
現在何気なく使っているインターネットですがこういう経歴で生まれたこと及び
一般で広まっている嘘・真実を見て生きたいと思います。
現在の形になる前にはシリアル通信と言われる。
1対1でやり取りする、テレックス(電話網で文字をやり取りする端末)をベースとした
通信形式でした。(’90年代半ばまでパソコン通信と言う名でありました)
国防高等研究計画局が主体となりパケット通信(簡単に言えば郵便物に当たる)
の基礎研究用に開いたネットワーク ARPANETが基礎と言われています。
そこで一般的な誤解の1つとして「インターネットは核戦争でも耐えられる」
それは真っ赤な嘘であり、そのうわさの由来は同時期に軍事用の暗号通信
を同時に研究していてその研究内容とARPANETが混在したものと見られる
説が大きいです。(その研究はランド研究所らしい)
ARPANETの功績は主にはルーターの基礎と言える「IMP:Interface Message Processor」
の開発が大きいものと言えます。
製作したメーカーも軍事用だな?とかなり頑丈な構造の機械を開発したみたいです。
IMPの中身は郵便局と同じであて先と私書箱を管理するミニコンピューターで
データーが送信され相手の場所へ送るを作業するコンピューターです。
現在のルーターの使用するPCのMACアドレス(ネットワークで使用する機器の固有識別番号):ルーターには簡易的なコンピュータが入っています。
を元にプライベートIPアドレス(ビルの住所に近い)を与えやり取りする
のが基本になっています。
パケットは封筒に当たるもので決められた大きさのデータを送る単位となっています。
総括的に見ますと「電子郵便局を作り高速にデータをやり取りするネットワーク」
と表現すると簡単だと思います。
その後、そのARPANETと同じシステムを組む他の研究機関で
フォーマットの違うパソコン間で「閲覧や論文の交換がしたい」
と生まれたのがWEB(World Wide Web)のシステムであり
HTML(文字に配色とか引用が付けられる”ハイパーテキスト”)と言う書き方
及びそれを編集・閲覧できるソフト(現在ではブラウザー)が出来
ARPANETを基礎にしたネットワークで使用され広がったのが
現在のインターネット基礎と言えると思います。
機能の拡張が定期的に行われていますので今後先も使いやすさは向上すると思われます。
超入門ゼロからはじめるインターネット―Windows Vista XP対応
- 作者: 深沢久夫
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