PC JOCKEY

ITに関する、時事ネタや小ネタ、自分なりの語りをマッタリ書いています。 書いてもらいたいリクエストがあれば出来る限り対応します。

携帯ゲーム機

今回は黎明期の携帯ゲーム機を焦点に話したいと思います。

まず初と言われるのは電球やLEDましてはVFD(電光管)を使用した

小型据え置き型ゲーム機が基礎になっていると思います。

http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/shu.frogg.htm

VFD型電子ゲーム機

http://blog.frog-port.com/?day=20071223

↑LED型ゲーム機

当時は「電子ゲーム機またはLSIゲーム機」と言われていました。

単純な動きをルール決めしてゲーム性を高めたものが大きいと思います。

1980年、任天堂に当時勤めていた「横井軍平氏」が新幹線の中で電卓で遊ぶ

ビジネスマンを見てひらめいた物が

ゲーム&ウォッチ」である

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%26%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%81

当時は電卓の技術を元に製作された為「セグメント液晶(例:電卓)」決められた箇所を

表示する方式、コンセプトが当時のシャープの社長に伝わり専用の液晶工場を立ち上げ

当時、負債で悩んでいた任天堂を黒字企業へと進展させ尚且つ。

「電子ゲームは今後流行る!」とその利益をファミコンファミリーコンピュータ)の開発へ

進めていった流れです。

ゲームの基本を押さえたゲーム機だったので大ヒットしました。

同時期の日本の大手ゲームおもちゃ企業は「エポック社」であり

1985年に

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%82%B3%E3%83%B3

「ゲームポケコン」と言うゲーム機を発売しました。

動作画面

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6456192 (ニコニコ動画

名前では「ゲームポケコン

ポケコンは一般的には「ポケットコンピュータ:パソコンと電卓の中間の機器」

ですが実際にはゲームしか出来ない機器でした。

あまりにも早かった登場、ソフトの少なさであまり普及しなかったそうです。

これが日本初のソフト交換式の携帯ゲーム機です。

1989年に

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4

一番有名な「ゲームボーイ」が任天堂からリリースされます。

スペックは割愛しますが。

小型なボディと高精細な液晶(当時)

電子ゲーム機企業として成長していた任天堂の努力により

頑丈・ゲームソフトの充実・協力企業の3点が合わさりヒットを飛ばすのである。

協力企業はゲーム&ウォッチで出たシャープが大きな技術協力した点がとても大きい

その関係は3DSでも続いている。

WikiではCPUはZ80のカスタムプロセッサーと言われていますが。

最近ではZ80プロセッサーの元となるi8080プロセッサーをZ80に近い機能を追加した

プロセッサーだったと言われている。

内部構造が単純だったために「耐久性が良い」製品だったところです。

任天堂製品はそれが多い)

現在2極端するSONYと任天堂と同じで当時では

SEGAから「ゲームギア」NECから「PCengineGT」と言うものも出ますが

・カラー液晶を採用したため「バッテリーの持ちが悪い」

・据え置きゲーム機を元に製作されているため「高価」

でゲーム機としてはあまり普及しませんでした。(大人のおもちゃに近い)

その後、任天堂の単独が進むことになりますが。

例外としてこんな製品も出ていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/PIECE

成人向けソフト開発メーカーのアクアプラスから2000年前後に「P/ECE(ピース)」

と言うオープンプラットフォーム(BIOSはクローズ)の機器が発売されました。(現在製造中止)

当人も買いましたが・・・。

専門学校やマニアな方しか普及しませんでした(大きな要因は販売の仕方の失敗)

ユーザー間で現在のPC開発の最前線に近い開発がされていました(省電力など)

現在も後継機が出ていればかなり凄いものも開発されていたものと見られます(残念)

特徴は音が良い!所です。


P/ECE - RPG - YouTube

PWM音源(パルス変調:出力を高速で入り切りする)で自由度の高い音が出ます。

その音源の携帯ゲーム機種はその機種が出る前にもある。

バンダイ製のワンダースワン

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3

任天堂から独立した「横井軍平氏」が手がけた最後のゲーム機です。

その為設計がしっかりしていました。

一番ビックリ所は「単3電池1本」で駆動することです(昇圧回路)


Beatmania [ビートマニア フォーワンダースワン] Game Sample - WonderSwan ...

動画を閲覧してわかったと思われますが。

PWM音源=PCM(サンプリング:生音も再生できる)音源なのです。

単純明快に設計しておきながらここまで高機能に作ってありました。

ユーザーの認知度の不足により普及はしませんでしたが。

今後先はご存知の通り

1社の参入により高性能携帯ゲーム機の戦争へと発展してきます。

 

それは今後話したいと思います。

 

 

それは現在のタブレット機などにも同じことが言えると思います(機能が利理かなっている)